ClipRecorder

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ClipRecorderは、1)クリップボード履歴機能、2)画面キャプチャ、の2大機能を持つツールです。

1) クリップボード履歴機能
ワープロ等のアプリケーションで、切り取り、コピー、貼り付けの編集機能はクリップボードという機能で実現されていることはご存知でしょう。でも、これって保存しておけるのは1個だけというのは不便と思ったことはありませんか。
ClipRecorderは、クリップボードに複数のデータを記録できるように拡張しています。記録してあるデータは、いつでもどの位置にも巻き戻してクリップボードに再現できます。
■あらゆるフォーマットに対応
記録できるデータフォーマットは、単なるテキストやグラフィックだけではありません。WORDやEXCEL、その他クリップボードをサポートしているアプリケーションなら、ほとんどのアプリケーションに対応できるのが特長です。書式を伴ったテキストやグラフィック、その他なんでもござれです。
■アプリ連動機能
アプリ連動機能を使うと、任意のアプリケーションで複数項目への貼り付け操作を楽にすることができます。
たとえば同様なメールを何通も送信する場合、あらかじめClipRecorderに宛先、主題、本文のデータを読み込んでおきます。メールソフト側では、単に貼り付け操作(CTRL-V)を連続して行うだけで、宛先、主題、本文が次々に貼り付いていきます。手作業でクリップボードの内容を入れ替える必要はありません。貼り付け操作が行われるごとに、ClipRecorderが自動的に入れ替えます。

2) 画面キャプチャ機能
画面キャプチャ機能では、以下を対象にしたキャプチャができます。
 ◆任意の矩形指定
 ◆アクティブウィンドウ
 ◆部品 (ポップアップメニュー、ツールバーなどの1個のウィンドウ)
 ◆画面全体
この他、一定時間待ってから実行する遅延キャプチャ、マウスカーソルを含めたキャプチャ、元の画面とポップアップメニューやドロップダウン、ツールヒントなどを含む(複数の矩形の重ね合わせ)キャプチャができます。
得られた画面は、BMPまたはJPEG形式でファイルに保存できます。
BMPは、2, 16, 256, True color相互間の変換ができます。圧縮形式もサポートしています。

3) その他の機能
 ◆テキストを加工してクリップボードに戻す。メールの引用文も作成できる。
 ◆エクスプローラから複数ファイルのパス名を切り出す。
 ◆EXEやDLLファイルからアイコンを取り出す。




改定履歴:
 3.00: Windows Vista に対応しました。
 2.10: マウスカーソルを含むキャプチャにおいて、カレントカーソルを指定した
    ときに正しくその時点でのアプリケーションのカーソルが取得されるよう
    にしました。
    対象アプリケーションがWORD2000の場合に、「アプリと連動して移動」
    機能がうまく動作しない場合があったのを修正しました。
 2.00: 複数行/ページのテキストファイルを複数レコードとして読み込み可能にしました。
    定型フォームの連続貼り付けに使えます。
 1.80: キャプチャ時、拡大画面を表示できるようにしました。
 1.70: イメージの減色機能を追加しました。
 1.60: ビットマップをJPEG形式に変換して保存できるようにした
    (補足: GIF形式もサポートしたかったのですが、特許の権利関係で見送りました)
 1.51: WORD98が異常終了することがある問題の対策
 1.50: Windows NT4.0への対応